2007.09.29 Saturday
西尾維新『新本格魔法少女りすか 3』
城門管理委員会の遊撃舞台となって佐賀県を出立した、供犠創貴、水倉りすか、繋場いたちの3人。首尾よく『回転木馬』地球木霙を倒すことに成功したが、一安心してホテルに戻ったところに『ネイミング』水倉鍵の訪問を受ける。魔法封じを自称する彼の魅力的な提案を前に、供犠創貴が出した選択とは──!
面白かった! 今まではただ単に敵が強かったり、りすかが弱かったことによって苦戦していたが、本書から登場した水倉鍵は、供犠創貴を凌駕しうる頭脳の持ち主で、彼との知的バトルはほんとうに面白かった。何しろ、奇策の数々でもって向かうところ敵なしだった創貴のうえを、悠々と行ってくれるのだ。今までにない知能派に創貴も全力を出さざるをえず(しかし、終局的なところでは油断してしまったりして)、双方の間で交わされる戦いは文字通り火花が飛び散っていそうなぐらい。いやあ、面白かった。あとがきによると次が最終巻となるらしいが、残念極まりない。
このシリーズの既刊の感想:『新本格魔法少女りすか』
この作者の他の作品の感想:『刀語 第八話 微刀・釵』『零崎双識の人間試験』『零崎軋識の人間ノック』『トリプルプレイ助悪郎』『ニンギョウがニンギョウ』『DEATH NOTE』
この本が面白かったひとにオススメの本:『電波的な彼女』『ちーちゃんは悠久の向こう』『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
感想リンク:雲上四季 リクリップス のべるのぶろぐ















